【創作②】音楽づくりで得られる学び

\考える力を育てる/
音楽教室みゅじれっと♬
主催の友田麻依加です。

今日は“創作“という分野についてのお話、第2段です。

私は教員をしていたときに“創作“という分野に音楽教科の可能性を見出して、ひんぱんにワークショップ型の授業を取り入れていました。

音楽づくり/創作のプロセスでは、
「こうしたらこんな作品が作れる」みたいなものが、自分の中では確立していて、
これまで8年間の学校現場では、ほぼ“創作メイン“で教育実践をしてきました。

創作は、そのプロセスで大きな学びを得るこ
とができます。

歌づくり一つを例にあげてみましょうか。
〈歌づくりの過程〉
①決まったパターンの楽譜の作り方を学ぶ(作曲法)
②決まっていない音の羅列を考える(記号楽譜を作る)
③音の組み合わせが自分の作詞した歌詞とテーマに合っているか考える
④自分の作品を客観的に聴く(鑑賞)
⑤他の人の作品を聴く(鑑賞)
⑥完成作品の発表(技術)

①-⑤のプロセスから⑥の完成に至るまで、
以下のような力が必要とされるのがわかります。

・思考力
・発想力
・読解力
・創造するための知識
・演奏するための技術

「知識を生かして表現する。」
歌づくり一つとっても、創作することは、
インプット→アウトプットの学びがたっぷりなんです!

創作の面白いところは、子どもたちの持ち味によって“予期せぬ作品ができる“ところ。
 
決まった台本がなく、一緒にするメンバーによって、決まったゴールがないのが特徴です。2度と同じ作品は、できない。

創作というジャンルは、
ゴールのないこの世界で、
子どもたちをたくましく、創造性のある人へ育てる可能性を持っています。

創作/音楽作りゴリゴリに入れたカリキュラムの生徒たちは、
たった1年の音楽の授業で、表現活動を社会学的にまたは健康科学的に考えることのできる大学へ進学する人が多かったです。
(…特に幼少期から音楽の素養がある訳ではない生徒たちです!尊い‼︎)

完成された作品の演奏をゴールとするのではなく、創作過程で得られる学びのほうが大きい。
自分たちで作った作品だから、より伝わるように表現したいー想いがあって努力するので、その相乗効果で、良い演奏になるのは、まぁ“必然“なんですけどね。

今後は、地域参画の形で、学校現場や社会教育現場で、実践していくことを目指しています。

✳︎お写真は先日の公民館での、ワークショップの様子。(掲載許可いただいております。)
持ち寄り音楽でいきなりセッション!
みなさん、はじめまして、で、いきなり歌やギターで一緒に一つの楽曲を楽しんでいます!

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