【創作①】音楽づくりの技法について
\考える力を育てる/
音楽教室みゅじれっと♬
主催の友田麻依加です。
今日は“創作“という分野についてのお話です。
私は教員をしていたときに“創作“という分野に音楽教科の可能性を見出して、
ひんぱんにワークショップ型の授業を取り入れていました。(歌はともかく、器楽/鑑賞は創作するための下準備みたいなもんでした)
私がやってきた、
音楽づくり/創作にはいくつかのパターンがあります。
・オリジナルの歌づくり
・元々ある楽器でテーマ性のある音楽作り
・持ち寄り楽器でストーリー性のある曲作り
・最終的には舞台表現/教室まるごとアート空間作り
このような進め方で、最終的に“大きな表現の形“へ落とし込めるよう、段階的にカリキュラムを組んでいました。
これを週に一回の音楽の授業内で完結させて、実践していました。
このワークショップの技法は、
大学在学中+社会人になってから(20代の頃ですね)何年かに渡って、毎年母校の大学で行われるイギリス・ロンドンのギルドホール音楽院のワークショップを受けて、学んだことがベースになっています。
加えて、リトミック、西洋古典(クラシック)、諸民族の音楽などの考え方が合わさり、
さらに、バレエ、ミュージカル、器楽アンサンブル、発表会やコンクール、和の芸能の素養(お琴、茶道、花道)、国際交流の経験、そして現代アートとのコラボ…など、
私自身の数々の芸術経験から組み合わされた、オリジナルの技法となっています。
創作の面白いところは、
“予期せぬ作品ができる“ところ。
決まった台本がなくゴールが未知なのです。
こんなに素敵な創作の分野ですが、実践している学校も先生も、少ないのが現状です。
せっかく教科の分野とあるのにもったいないなぁ、と感じている今日この頃です。
なにか先生方に役立つようノウハウを伝える方法がないか、模索していきます。
写真は、3月の公民館での“音楽×書道ワークショップ“、“持ち寄り楽器でセッション“のコーナーの様子です。
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