【創作③】場における教育者の役割

考える力を育てる音楽教室「みゅじれっと♬」
主宰の友田麻依加です。

教師に転職してすぐ、
自分が小学校の頃から、何の変化もない教育音楽に興醒めしていた私。

指導要領にポッと“創作“の文字が現れたときは、感動したもんです。
音楽が教科として学校で生き残るにはコレしかないと思うくらい可能性を感じて、取り入れまくってました。

現場の先生たちからは「おもしろい!」という声と共に、「何やってるかわからない」とも言われました。

だけどね、創作やってると
子どもたちはイキイキするんですよ〜〜

校庭の砂や石、木の実を取ってきて、楽器を作ってみたり、
「弾けないけど今回はオルガンやってみるわ!」
「ギターもこの弾き方ならできる‼︎」
「机をこのバチで叩いたらええ音するねん!」
…と、自宅から自作のバチを持ってくる子もいました。

なかなか学校にこない子も、音楽の音楽づくりの時間だけは、地の祭りで使う自前の“篠笛“を持ってきて、しっかり出席。

子どもたちの“目の光“が答えで、
教員やってる“喜び“って、こういうことだ思います。
未来に生きる人を育てられるって本当に尊い仕事です。
(最近は、“教師の喜び“に到達することなく現場を去る先生が多くて、悲しいです。)

これからの学校は、“教え込み“ではなくなります。
子どもたちをお利口に“待つ・聞く“だけの人にしない。
それは大人が求める理想の姿の押し付けです。脱・管理教育しましょう!

関わる人たちから汲み出したアイデアを、
上手く場を回して、音楽を形づくっていく行為、“創作“。

音楽の雰囲気や音のゆらぎを汲み取り、
たまにヒントなるものを渡しながら場を回していくことを何と呼ぶのか。
ちょっと不明ですが、
今ある言葉を使うと“ファシリテーター“が近いのでしょうね。

これから生きる子どもたちと教師、
教員そして指導者の役割って何だろう?
改めて、問うていかなければならないと思います。

今後は、社会教育の現場で、地域参画という形で、実現してゆければ、と少しずつ動いています。

音楽教室みゅじれっと♫大阪狭山市の英会話もできるピアノ教室

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